November 17, 2014
この記事は備忘録です。情報の正確性は保証しません。なお、この記事における環境は下記の通りです。
${FCITX_CONFIG_DIR}/addon/[addon名].conf
を作成する。
内容は下記の通り。
[Addon]
Enabled=False
依存関係を解決してはくれないので、気合で頑張ろう。
XIMを使わない場合はfcitx-xim
は不要。
GUI ToolkitのInput Method Moduleを使わない場合はfcitx-ipc
は不要。
俗に言う、有効にしている Addon 一覧ってやつです。
User interface addon. 多分候補一覧の表示に必要。
Ctrl-; でクリップボードの履歴が表示できる。 便利。
fcitx-remote コマンドで fcitx を操作するために必要。
言わずもがな。
Ctrl+Shift+Alt-u で文字名称や文字コードから Unicode 文字を入力できる。強い。 文字コードから文字を入力するためには、 0x1f363 といった形で入力する。
デフォルトの一覧は/usr/share/fcitx/skk/dictionary_list
にある。
ユーザー別の一覧は${FCITX_CONFIG_DIR}/skk/dictionary_list
にある。
ユーザー別の一覧が存在した場合、デフォルトの一覧は読まれないようだ。
一覧ファイルは下記で定義される<line>が複数行記述されたプレインテキストファイルである。 各行がひとつの辞書ファイルについての情報を提供する。
<key> ::= "type" | "value" | "mode" | "host" | "port" | "encoding"
<eol> ::= End of Line
<value> ::= 後述する
<keypair> ::= <key> "=" <value> ","
<keypair_tail> ::= <key> "=" <value>
<line> ::= <keypair>{2,} <keypair_tail> <eol>
<value>は、<key>に何が指定されたかにより、取ることのできる値が変化する。
辞書ファイルの形式を指定する。必須。
辞書にアクセスする際に使用する文字コードを指定する。 デフォルト値は"EUC-JP"。
辞書ファイルのパスを指定する。
辞書形式がCDB形式の時は、ファイルの拡張子を.cdb
にしなくてはならない。
type="file"
の時は必須。
辞書ファイルを開く際のモードを指定する。
type="file"
の時は必須。
接続先のhost を指定する。
デフォルト値は “localhost” 。
type="server"
の時実質必須。
接続先のportを指定する。
デフォルト値は1178。
type="server"
の時実質必須。